アスベストは発じん性(粉じんの発生率すなわち飛散性を表すもの)の高低によって、
レベル1~レベル3に分類されます。
レベル1が最も発じん性が高くなっていて、次いでレベル2、レベル3の順となります。
レベルごとに必要な対策、届出の有無、廃棄物の扱いも変わってくるので注意が必要です。
レベル1 | レベル2 | レベル3 | |
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発じん性 | 著しく高い | 高い | 比較的低い |
建材の種類 | 吹付け材 | 保温材・耐火被覆材・断熱材 | その他 石綿含有建材 |
廃棄物の扱い | 特別管理産業廃棄物 | 特別管理産業廃棄物 | 産業廃棄物 |
事前調査 | ○ | ○ | ○ |
特定粉じん排出等作業実施届 ※工事開始14日前までに 都道府県知事等宛(大気汚染防止法) |
○ | ○ | |
作業計画の作成 | ○ | ○ | ○ |
工事計画届 ※工事開始14日前までに 労働基準監督署長宛 (労働安全衛生法) |
○ | ||
作業届 ※工事開始前まで (石綿障害予防規則) |
○ | ○ | |
負圧隔離 | ○ | ○ | ※ |
作業記録の保管(40年) | ○ | ○ | ○ |
※ケイ酸カルシウム板1種(破砕時)・仕上塗材(電動工具での除去時)は隔離が必要です。(負圧は不要)
■実際にアスベストが使用されている可能性がある箇所は下記になります。